どうもしっくりせずに、すぐ関連すると思われる本を求めて読み始める。 60の手習いよろしく、ここまでは今までやってきた手順だ。 重要だと思われるページに付箋を貼ったり、マーカで印をつけたり、これも慣れたものだ。 ところが、
もっと読む月: 2018年12月
1%の見えない壁
5兆2600億円 2019年の防衛予算。2018年より1.3%の増だ。 護衛艦「いずも」の「空母」化や、トランプ大統領が言明したようにステレス戦闘機F35の100機購入などが話題になっている。 1976年、三木武夫が”G
もっと読む月を仰いで
理由も分からずに押付けられたものを 大人しく受取って、 理由も分からずに生きて行くのが、 我々生きもののさだめだ。 隴西の李徴(りちょう)は博学才頴、天宝の末年、若くして名を虎ぼうの連ね、ついで江南尉に補せられたが、性、
もっと読む1/3の多数決
民主主義とは困ったもの。 月曜日は地方選挙の結果などが新聞に載る。 16日は佐賀県の知事選挙があり、自民、公明推薦の現職が共産推薦の新人を破り、再選された。陸上自衛隊が導入するオスプレイの佐賀空港配備計画などが争点となっ
もっと読む水を飲む
いつからかも覚えていないが、水道の水を飲まなくなった。 特に薬品に臭いがする訳でもなく、色がついたりしている訳でもないのに、麦茶などでは飲むことはあっても、蛇口から受けて飲むことはない。 安全性は保証されているのに、習慣
もっと読む隔たりが 見えず
古い小説だが、吉村昭に「羆」(ひぐま)という小説がある。 飼っていた羆が妻を殺し、その羆を追って雪山に分け入る猟師の話だ。また、同じく吉村は羆が民家に押し入り、人喰いをした事件に取材した「羆嵐(くまあらし)」という小説も
もっと読む無言の政治
次の質問どうぞ。その4連発。 まさか、この男から、の思いだ。数少ない中で、父の洋平繋がりもあって少しは注目していた政治家だった。言質を取られたくなかったのだろうが、政治家が言葉を失くしたら三文の値打ちもないこと位、政治家
もっと読むゆるやかに、日は
ふとしたきっかけで面白そうな絵巻に出会った。 「酒飯論絵巻」 16世紀に制作され、狩野元信の筆になるものと、土佐光元によるものがあり、その模写本や異本が多数存在するらしい。 主人公は三人。 酒好きの公家・造酒正糟屋朝臣長
もっと読む副業、いらっしゃい
会社員を中心に副業が注目されているらしい。 副業という言葉には、少し暗いイメージがあるが、会社員のうち15%程度が副業をしているという調査結果もある。実質的な収入のマイナスもあって、大手企業も副業を認めるところが現れてい
もっと読む波動のように
フランスから「黄色いベスト」運動が伝えられる。 マクロン大統領の増税・リストラ路線に反対する運動で、燃料増税が火付け役だったようだ。パリの中心部で、店舗のガラスが叩き割られ、車が放火されて炎上、警官隊とデモ隊の殴り合いも
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