休みはいつから

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土・日はブログも休んでしまった。
サボった気分になって、慌ててメダカの水替えをした。これから、寒くなって去年にように厚い氷が張ったら困るな、と思いながら目下のところ何もできていない。年数も違っていたり、他から移した時には小さかったメダカがいつの間にか同じような背丈(?)になっているのが不思議だ。寒くなるとあまり餌も食べず、活動が少なくなって水の汚れが少なくなる。ほったらかしになりがちだ。でも寒さは危険だ。玄関に入れると、ファイトの玩具になりそうだし、考えものだ。

「半ドン」という言葉があった。土曜日の半日休暇のことだ。学校なら、昼に帰れるということだ。金曜の夜から、何となくワクワクしたのを覚えている。大阪では学校から帰って、テレビで吉本の喜劇をみることを習慣にしていた人も多かったという。サラリーマンでも同じようなものだった。その頃は今と比較して随分、休みが少なかったように思う。

祝祭日も含めて、休日の日数が少ないとは決していえないだろう。月曜に休みを振り返るなど、やたら連休を作りたがるのが最近の傾向のようだ。消費の喚起ということが大きいようだが、そんな休日の取り方に慌ただしさを感じてしまうのは私の偏見だろうか。正月、ゴールデンウィーク、夏休みと連続した休みがないことはないが、渋滞のニュース・ネタになるのが関の山でこれも仕組まれているようで、しっくりしない。

秋何が言いたいのかというと、この国には与えられた休みは多くなったけれど、みづから計画して取得する「休暇」はないということ。
仮に、正月、ゴールデンウィーク、夏休みを返上して、それらの日数をまとめて1ヶ月近い休みを申請して認められるようなところはあるだろうか。答えは聞くまでもない。

休みに関連して。
20年くらい前までは、長期休みの前には、下請け会社に仕事を溜めて渡すことが普通であった。つまり、
「休みなんか返上して、私らが休みの間に片づけておいてくれ」
ということだ。同じようなことが外国人に対して行われているのではないか。
「こんなことは、日本人はしたくないから、お前らやってくれ」
こんな時こそ、「同一労働同一賃金」ということが試されているだろう。ひいては、それが日本人のためだということにも気付くはずだ。