ああ、遥かかなた

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今から約1万3000年前、氷期が終わりに近づいて温暖化が進み、入り江や干潟が生まれ、現在の日本列島の景観が整いました。この頃に日本では土器作りが始まります。縄文時代の幕開けです。

当時の人びとは、自然環境を生かして狩猟や漁撈、採集による生活を営んでいました。彼らが日々の暮らしのなかで作り出した、土器や石器、土偶や装身具などのさまざまな道具は、力強さと神秘的な魅力にあふれています。

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7月3日から9月2日まで、東京国立博物館で、その名もズバリ「縄文展」が開かれている。「鳥獣戯画展」のようには、今回ばかりは大阪でも展示はないようだ。

青森空港近くの三内丸山遺跡にも感動したが、それがまるで集約して展示されるとは、夢のよう。何とか工面(時間と金と……)して。