医師が2倍働く国

馬

働き方改革が昨年騒がれたがその一環。

羊
隊列を乱さないのが、この国のルール?

勤務医に適用される残業時間の上限について、一部の医療機関に勤める医師では年1900〜2000時間の水準とする案を厚生労働省がまとめているようだ。一部の医療機関とは、救急・在宅医療など緊急性の高い医療に対応する全国の施設を想定しているようだ。
医師不足が騒がれるとはいえ、2000時間といえば、月170時間近くになる。普通、残業なしでの勤務時間は平均月170時間位だろう。ということは、簡単な算数で2倍の時間働くのが上限ということになる。

裁量労働の姿がこんなものだったのか。
発想の原点が全くずれているのだろう。国民の生命を守るのが政治の基本であるのは、今更指摘することもないことだろう。国民にこれだけの過酷な労働を強いるのであれば、国会議員も国会を休会にせずに、”審議”のために精励してほしいもの。
バケーションにように、理由のなく外遊する時間があるなら、その費用も時間も惜しんで、国民に”丁寧な説明”の準備をしてほしいもの。
今日は時間なので、ここでご勘弁。(続く)