衣食住、住なし

一本

引退した、イチローの記者会見を見て
スポーツ選手含めて、人のあり方が随分変わったのだと痛感する。
それは、人生の一番高揚期を米国で迎えたということも大きく影響しているのかもしれない。
少なくても、今までの引退会見では考えられないような発言量に多さだ。
じっと我慢して、内面の込み入ったことには触れないのが従来のスタイルだったように思うが、イチローは投げ出すように曝け出す。それが、何に起因するのかは身近ではないので良くわからない。

それにしても、このマス・メディアの喧騒ぶりはどうだ。
ここぞとばかり礼賛一色。それも横並び
イチローの問題を離れて、こんなメディアの姿勢には大きな不安を感じてしまう。

ひょんなことで、変な落語家を知った。
40代で、真打で弟子まであるというから、噺家としては上り坂の頃かもしれない。
その男、テレビでよく見る立川志らくに弟子入りしたことで落語家をスタートしたらしい。
思うところあって、住む家を持っていないという。

花
もう、咲いていましたといいたい日和

野球やサッカーなどで、ホーム、アウェイという言葉があるが、家がないから、
”どこでもホームと同じ”らしい。
発想は一見奇抜だが、案外まともなところが面白い。
立川こしらという真打だ。