梅は葉をつけた

鳥

せまーーーい庭に一本の梅の木がある。
手入れをしていないので2、3輪しか花をつけない。今朝見たら、小さな若葉が沢山付いていた。手入れしろよと言いたげだ。
メダカの睡蓮鉢を洗わなくてならない。
今週こそ。水も少し温んできているから。

昨日書いたのだが、
イチローの報道が続いている。
世の中の”礼賛一色”を見ていると、斜めに見ている私に欠陥があるのかと訝ってしまう。
頭では勿論そんな自分を諌めているのだが、こんな流れは本当に怖いと私は思う。
しばらくは、心静かに色々な人の言動を注目しておこう。
それは、昨年読んだ
「朝、目覚めると、戦争が始まっていました」
という本の中でいわゆる知識人たちの意外な言動を知った中で、
太宰治が、こんな風に書く気持ちに通じているような気がする。

「きょうの日記は特別に、ていねいに書いて置きましょう。昭和十六年の十二月八日には日本のまずしい家庭の主婦は、どんな一日を送ったか、ちょっと書いて置きましょう。」

こんな受け止め方あったこと、そんな振り返りができるようでありたいと思う。

桜の開花宣言が出始めた。軒並み「例年より早く、去年より遅いらしい」
去年、そんなに早かったとは、すっかり忘れていたのだなあ。
本当に、何を覚えているのだろうか。