これが高水準

神社の屋根

15万や18万、群を抜く25万。
10月早々に、障害者のための合同就職説明会があり、参加企業の紹介本。そのなかでは、堂々と最低賃金をい切ったところまで、エントリー。フルタイム働いて上記の金額、10万円台が多い。フルタイムといえば170時間前後として、910円×170時間で154,700円。正規、非正規なんてあんまり変わらんじゃないか。勿論、保険があったりという反論はあろうが、正規で有休が確保されていたりする企業はどれだけあるのだろう。雇用期間という記入欄があって、半年とか3か月とはある。売手市場とか世に言われながら、条件は就職難のときと大差ない。企業は株主の配当には配慮するが、働く者の収入がどんな生活を保証するのかについては全く関心がない。それらに囃される政治にまともな権利など望むべきもないのかも。

昨日の話のような、ほんの隣の人が物乞いをしなくても良い時代にはなったかもしれない。しかし、今はもの物乞いしようにも、周囲の者はすべて赤の他人なのだ。そして、底から這いあがる程のエネルギーが社会に残っているのだろうか。「下り坂をそろそろと下る」(平田オリザ著)という状況以上の惨状だ。

直接民主主義の匂いが残る街頭演説で、バスで団体連行した支援者(?)で近くを取り巻きさせてマイクを握る党首、そんな党首を看板にする党は誰に訴える?連日苦虫。苦虫では変わらんことはわかっている。

話はガラリと方向転換。
方違いということは知っている人も多いと思う。
近くに方違神社がある。歴史の割に(失礼ながら)小さな神社。車の止まっているのが、もろに目につくのがとても気になる。ということでわかるように、私にはあまり印象は良くない。ただ、建物は少しミニだが、見方によっては良の点数はもらえるのじゃないかと思い。スマホで数点撮影した。
この写真もそう。
近くに来ることがあれば、寄ってみて。門前そばの店が鳥居の前にあって、味云々より、予想以上のボリュームだったことを記憶している。

刑務所からは指呼の間です。

 

<指呼の間 しこのあいだ>
呼べば答える程の近い距離。指呼は指さして呼ぶこと。