知らなくて、ゴメン

雪

出かける前に、テレビでは今年引退するプロ野球選手のビデオが流れていた。
よく見かけた選手が多かった。
大分経って、私には馴染みのない選手が映し出される。コメントする言葉は難聴の人の障害を表していた。きっと知っている人の方が多いのかもしれないと思いながらも、プロフィールを調べてみた。(以下は、Wikipediaの受け売りです)

石井裕也。高校は神奈川県でベスト8に進出、その時の活躍で「サイレントK」と呼ばれ始める。高校卒業時はドラフトの指名はなく、三菱重工横浜に入社。その時、1999年で、ドラフト6位で中日に指名されたのは2004年。家族の反対はあったということだが、説得して入団する。その後、2008年のシーズン途中に横浜にトレード、2010年には日本ハムに移籍。2018年、通算ホールドを100として、引退。今年の年俸は1300万円だった。

難聴というハンディがどれだけ野球に影響するものか、私には想像ができない。
マウンド上では補聴器の電源をきり、プレーしたという。その活躍ぶりからこれまでもマスコミに度々取り上げられたらしいが、私の記憶にはない。残念なことだ。(新人の時から、NHKなどで)
14年間で330試合に登板、先発は4回しかなくほとんどがリリーフ。19勝19敗、6セーブの成績だった。

引退時の母への感謝の言葉がとても印象的で、嘘がなかった。

バックに流れる、ゆっくりとした女性歌手の掠れたような歌声が妙に哀感があった。

「君のほしいものはなんですか。君のほしいものはなんですか」