炎天下、いよいよやってきた

さるの子

こどもの頃、こんなにも熱くはなかったきがするが、今のようにスマホもないし、ゲーム機もなかった。
何をしていたのだろうか。
30度をこえてもクラブ活動はあったが1日中というわけではないし、小学生のころはクラブ活動なんかしない方が普通だったように思う。コンビニもないし、手軽に子供が飲食する施設なんかなかった。でも、小中といえば食い盛りだ。野菜は身近にあったし、そこらに実ったトマトを断りを入れずにかじっても文句は言われなかった。

その頃、なんと言ってもジャガイモ。大きな鍋にありったけの芋を洗っていれて、塩を少し振って煮る。バターなんて洒落たものはないから、塩味一本で少年の胃袋には十分なご馳走だった。その時友達が近くにいたら、気前よくふるまってやるのは当たり前。
盛夏にはキュウリもよくとれるから、それを冷水で洗って味噌をつけて食べたりもよくした。今の子供なら好んで食べるようなものでなかったと思うが、食うだけで満足な頃、時代だったのだろう。

これから、益々熱くなる。食欲が落ちないように、旬のものを食べたいもの。
20日は丑の日。その日はウナギを食したいもの。願望です。