お前ならできる

矢印

「お前ならできる」褒めて伸ばす。
細かいことは忘れたが、ISOの認証を受けるための前説明でそんな言葉を講師から聞いたように思う。しばらくは流行り言葉のように使われたものだ。

その言葉に久しぶりに再会した。
「実践!世界一ふざけた夢の叶え方」ひすいこたろう含め3名の共著。
読み始めは、途中で投げ出すくらいのつもりで読んでいたが、一日に2章くらいを目処に読んでいたら、最終章に辿り着いてしまった。それこそ、肩も凝らず、かと言って下らないという訳でもない、少し不可思議な本だ。

その中で面白いのは「予祝」ということ。
どういうことかというと、
春に満開に咲く桜を、秋のお米の実りに見立てて、仲間とワイワイお酒をに飲みながら先に喜び、お祝いをすることで願いを引き寄せる。これを「予祝」というのだそうです。ちゃんと辞書を調べても載っています。
古代日本人がやっていた、夢の引き寄せの法則。それが「お花見」だったのです。
祝福を予め予定するのです

フェンス
ブロックが壊されてこんなです

真似をするとかじゃなくて、
「こんな風にできるんだ!」と少し、羨ましさを持ってしまうような本だ。
力説する説に賛同できないところがあったとしても、許容できるような気になっている。
今の自分の状況が試されているような、そんな本でもある。
ゴロリ横になりながら読んでみてください。やたら、文字が大きくなったりするので、大切なことなのかと気を張ってしまうかもしれません。