まもるべき

ひまわり

自然災害が過激だ
ゲリラ雷雨など珍しくなくなった昨今。九州を中心とした大雨が長い。
その中での気象庁の記者会見の一言。
「……..自らの命は自らが守らなければならない…………………….」
その言葉に、反応してしまう。
最も酷くなった状況になったら、”自己責任”だと言わんばかりではないか。
個人の判断がベースになることまでは理解するが、困難時に適切な判断ができないから、これまで大災害になったのだろう。
そして、こんな高齢化社会に対応した防災方法が周知されてきているのか。

スズメ思えば、この”自己責任”はどれだけ為政者の無策を放置してきたのか、日本では。
そして、セーフティネットまで”自己責任”の仲間入りをしてしまった。

こんな時は、夜、テレビのニュース番組を見る。
そして、テレビのメディアとしての劣化をしみじみと感じる。役所からの情報の垂れ流し、コミンテーターはただそれを解説するだけ。どのチャンネルも同じような映像の連続。
いわゆる”骨のある”人が出る幕はなくなってしまったのだろうか。
ニュース番組を標榜する以上、独自のスタンスくらいは確保してほしいもの。
”自己規制”という常識めいた風潮が蔓延してしまっているのか。

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