走る距離

ねぷた

先週の25日(土曜日)は孫に運動会
5月でも、30度を超す暑さに、開始まえからグッタリ感満載
時々、上級生の進行係の”お茶のみ”コールで競技は進んでゆく。徒競走では、4年生から80mと距離が延びてゆく。
この学校では80mともなると、途中はカーブになる。

小学校のころは、校庭も広く、80m競争にあたる100m競争は直線で、ゴールが遥かかなただったように記憶している。
カーブになるのは、200m競争とリレー競争位だった。
だから、カーブを走るのは少し大人になった気分のものだった。
距離が長くなると、それだけ、観客との”接触”も長くなる。
どうしてか、先頭を走るものは必死の形相だが、3番手くらいになると、照れ笑い半分で、親の顔を”探し笑い”などをしている子が時々いる。
必死に走ってきて、寸前に電車に出られてしまった、サラリーマンの照れ笑いにも似ているような子。徒競走は見ていて楽しいものだ。

 

 

 

 

 

 

 

今回の発見。
最後の競技。高学年の組体操
プログラム名は、別名で忘れてしまったが、準備体操のように、足を上げたり、前屈をしたりするのだが、横並びになっているから、個人個人の違いがとてもよくわかる。簡単なことでも、ずいぶんと差があるもの。
ピカソブリッジなどすると、その撓り(しなり)具合などは歴然としている。
子どもでもこんな違いがあるのだなと今更ながらの気付き。

大人がしたら、きっとこれ以上だろうなと変な納得具合だ。

テレビで見るような、著名な学校の立派な出来栄えではないけれど、必死な様が伝わってきて、素朴な感動だった。
そういえば、こうやって”マジ”で見るのも初めてだったかもしれない。
昼飯を避けて、午前中に終わる運動会も現れているようだが、

組体操が終わったのは、2時少し前だった。
お疲れ様です。