でんでん

「退位礼正殿の儀」で

「天皇、皇后両陛下には末永くお健やかであらせられますことを願っていません

安倍首相の「国民代表の辞」での言葉。
言い間違い、読み間違いにしても頭を傾げるほどの失態だ。
かつて、国会で「云々」を「でんでん」と読んでしまった人だから、といって笑って済む話ではないだろう。普通の挨拶としても、とても失礼な話だ。
しかし、問題はこのことがテレビや新聞がこのことを翌日を含めて全く報道しなかったことだ。

よく、「日本では言論は自由だ」自慢気に言う人がいる。
よく聞くと、比較しているのは、中国や韓国。多少でも体感的に知っている範囲との比較だ。
それらの国で言論が抑圧されてきたことは自明なこと。それらと比較しての自由とはなんと貧相な姿なのだろう。
森林その上、ここのところ言論の自由ということで言えば、歴史に逆行しているのが顕著だ。

昨日は、調べもの半分で、近くの官庁巡りをした。
どこへ行ったら、その方面の話ができるのかさへ朧気ながらの返答ももらえなかった。
「たらい回し」という言葉は思い浮かばなった。
90%くらいあきらめて、最後に飛び込んだところで、細い糸口を示された
草臥(くたび)れが、少し癒された瞬間だった。
「ウーーーーーー良かった」