ここ1、2日地道に賃仕事に励んだ。
考えれば、この仕事の単価は何年同じなのだろう。
日本の人件費が高いと言われていたのも昔日の思いがする。個人所得で近隣のアジア諸国と比べて見劣りするようになってしまって久しいのに、少し高給になると残業の枷も外されてしまう。
ここは、そんな高所の話ではない。この仕事で時給がいくら位になるかの話。
「最低賃金は越えているから、まあ、いいか」という下方指向が蔓延しているようだ。
就職してまず聞かれるのは、
「社員か?」
終身雇用の弊害をいうことが流行だったのがウソのようだ。
経済の停滞が”人手不足”が原因なのか。
使い捨てのような報酬で定着するお人好頼みで好転する訳もなく、それが国内で叶わないと入管法の改正。
”人を大事にしない政治”が本当に心配だ。
賃仕事で昨日遅くまで仕事をしたら、今日は少し眠い。とりあえずビールを1缶飲んで、寝ることにしょう。
そんな生活が始まっても不思議ではない。
それが”最低賃金以上の生活”だと一括りしてしまうのは単純すぎるかもしれないが、一つに真実のような気がする。