春闘なのだ

キツネ

赤塚不二夫「バカボン」風のタイトルだ
実際に給与をもらう身になるまで

ベア(ベース・アップ)ということが、十分理解できていなかった。
最近はベアの額は少なく、定期昇給と合わせた額が表面に出てくることがほとんどだろう。
トヨタ自動車は今年は、すべて含めて平均で月額「1万700円」の賃上げ。去年を1000円下回る水準だという。
電機大手はベアが月額1000円。要求額は3000円だったという。

春闘の頃になると、経済のマイナス面が強調されてくるように私は、以前から思っていた。「景気が後退局面」ということが言われたのは、つい最近のことだ。それまでは「戦後最長に好景気」などと喧伝されていたのではなかったか。
そして、春闘をリードしようという気概を失くしてしまった組合。
最低賃金に、まるで正社員の給与水準までミスリードされかねない事態だと思われてしまう。
「同一労働、同一賃金」など普遍的なスローガンくらいは掲げて欲しいものだ。よく

国道
幹線道路が休日?

こんなニュースが流れると、よく
「こんなにもらっているんだ」とか
「仕事があるだけでも、ありがたいと思わなきゃ」とか
諦めに似た恨み節を聞くことがある。
そこには、地域格差のようなものがあったような気がするが、最近は地域を越えた格差が広がっているようだ。

ところで、今の私にとっての”春闘”は?
100円玉を机に並べて、”おはじき”でも始めようか。