落語の噺の一つ
サンマの塩焼きは庶民の食べ物。焦げ目が付くくらいに焼いたサンマは皮まで香ばしく秋の風物だ。
それを出先の目黒で食べた城主は、城に戻りサンマを所望する。
ところが、城の調理場ではサンマの脂を蒸して抜き、それこそパサパサになったサンマを城主の食膳に供する。
それを食べた、城主(殿)は期待を裏切られた思いで
「やはり、サンマは目黒に限る」
という噺だ。
このサンマが不良のようだ。
原因は、地球温暖化での海水温度の上昇や、近隣諸国の消費量の増加での漁獲量の増加など。
いずれにしても、サンマの高値で跳ね返ってくる。
昔は煮魚としても食べた記憶があるが、最近はもっぱら焼き魚だ。
食べ方の上手い下手があって、食べた後の骨等の量がその人によって違うのも面白い。
さあ、残り6日。
目標額には達したが、これからの支援も勿論大歓迎。
「言がたり」を手にする人が一人でも多くなるように、祈るのみか。