地震

すいか

昨日、出勤時地震に遭遇。
北大阪で震度6弱だから、かなり強い。堺以南は3くらいらしいが、かなり揺れたようだ。事前に車内のスマホ一斉に鳴り出したので、揺れよりその方にびっくり。関西はもともと地震は少ないという先入観があって1995年の震災までは何となく安心していたのだが、最近はそれも通用しなくなったようだ。

1968年、高校生のころ。ネットで調べると5月16日9時48分に三陸沖北部地震があった。マグニチュード7.9というから大型の地震。震度が最大5というのは震源が沖合だったことが影響しているらしい。それでも死者52名というから大きな災害であった。

授業でいえば1時間目あたりだと思う。突然の揺れに、そのときの教科担任は生徒に机の下(中)に隠れるように指示した。効果を疑いながら、それでも素直に机のしたへゴソゴソ。揺れが収まり生徒が机の下から這い出してくる。担任は教室にいない。どうしたといいながら教室を見回す。窓が一つ空いている他、変わった様子はない。まさかと思って一人の生徒が窓から外を見て、叫ぶ。
「下に先生がいる」
教室は2階。先生は生徒を避難させておいて、自らは窓から避難。土だったからか怪我もなく済んだが、その後の顛末については箝口令がしかれたのか、生徒には漏れ伝わってくることはなかった。
そんな時代でもあった。