食堂で、ごはんを、ひとりでたべる。ことし、はじめて、キウリをたべる。 キウリの青さから、夏が来る。 五月のキウリの青味には、胸がカラッポになるような、うずくような、くすぐったいような悲しさが在る。 ひとりで食堂でごはんを
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春は来る
街を歩くと、シャッターを下した店が普通になって一年になろうとしている 最近、世の中の関心が狭くなっているようで ニュースなんかも話題がまるで一点集中のようにして、移り替わってゆく それも、なにやら不快なものばかりが目立つ
もっと読む手にした宝は
今日から、小中学生の99%に情報端末が配布されるという 一人一台をうたう、なんでも 「GIGAスクール構想」というらしく、 通達は令和元年に遡るらしい Society5.0時代に生きる子供たちにとって、 PC端末は鉛筆や
もっと読む率先垂範
簡単に言うと、「先んじて見本を見せるということ」 最近の混乱ぶりを見ていると、役割自体がグチャグチャで 医師が政治家なのか、政治家が報道官なのか 結局、知事が指針を示しているのか、内閣がその役割なのか まるで、暗中だ は
もっと読む右足、左足さて
縁起を担ぐということがある スポーツ選手では踏み出す足に気を遣うという話も聞く こだわりすぎがエピソードを生んだということも良く聞く話だ 先日、気にせずに定期券を買った それが左だ 何となく、縁起の良い進字が並んでいるで
もっと読む真贋なのか?
今、機会があって半世紀以上前の日記を読解している ペン字なのだが、毛筆まがいにくずし字でかなりの難物だ 元の日記をコピーしたものに書き込みを入れたりして進めているが コピーで判読が難しい時に、元に目を通すことが再々ある
もっと読む真っ盛り
今、アメリカ大統領選の開票が始まって報道は一色だ 「なんで、よその国なのに、こんなに過熱するんだろう」という疑問はもっともだ トップを直接選べないことの妬みもあるだろうし なにしろ、”宗主國”の大統領とあっては放っておけ
もっと読む縮み症候群
もう半年以上過ぎてしまった コロナがもう、日常化してきているようで恐ろしい 感染者は4000万人を越えたとも そんな中で、殊更腹立たしいのは 世相をリードする政治の萎縮化、小型化だ ばら撒く餌に飛びつくものもどうかだが
もっと読む辞書
新入学で揃えるのは、教科書はもちろん 辞書類が、昔はあった 国語辞書から始まって、漢和辞典 中学校になると、英和辞典や少し究めよう(?)として和英辞典 高校以上になると古語辞典や各教科の専門辞書など 電子辞書というのが出
もっと読む雨の実り
「コロナ禍と人類 21世紀の新思考」 今、89歳のミハエル・ゴルバチョフが朝日新聞に寄稿している。 1980年代に当時のソ連の最高権力者になったことで知られる。失脚しながらも、復権したりの政治活動は、ソ連のような政体の中
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