ロックン・ロール

内田裕也が亡くなった。少し前のこと。
そのお別れ会があって、喪主で長女が謝辞を述べていた。
その一部

「彼は破天荒で、時に手に負えない人だったけど、ズルい奴ではなかった」

その言葉を聞いた時、知らず、涙がこぼれた。”ズルい奴ではなかった”と形容されるとは。
何度でも噛みしめてみる価値のある言葉ではないだろうか。彼はどれだけの幸に恵まれていたのだろうか。

昨日、この欄に”忖度”副大臣のことを書いたが、その問題が大きく取り上げられているのを見て驚いた。”更迭論”も出ているようだが、どうせするなら、ここらあたりで、不祥事のあった政治家たちを総ざらいして精算したらどうだろう。2ケタに達する人達を整理したら、議員数の削減にも貢献するし、利はあっても害はないはず。
ビルそうなると、首相も蔵相もいなくなって困るという訳知り顔の人もいるかもしれないが、困ったら困ったで何とか考えるもの。心配はいらないだろう。
それこそ「ズルい奴一掃」の時、恩赦とセットで改元の一大イベントにしてもらいたいものだ。