私の見え方とあなたの見え方は違う
当たり前のようなことだが、感覚自体も違ってくるとなると、個人差のレベルではない。
それは、自らの感覚をもう一度問い直すようなことになるような気がする。
読んでいるうちに、少しづつ引き込まれてゆく。
そんな感じの本だ。
池上英子著「自閉症という知性」
ニューヨーク在住の社会学者の作。
知性という広い枠組みで見たとき、今まで考えてきた枠組みが変わってくるのを感じる。
私の書評より、一度読んでみることを勧めたい。ただし、読み始めは少し忍耐をもって読まれることも勧める。
改めて、アメリカの作家、ソローの著作を読み返してみようと思う。