年金開始、70歳超も選択可
高齢者の雇用が増加傾向にあることで、現在70歳までとされる公的年金の受給開始年齢について、希望に応じて引き上げることを可能にするという提言。
2018年、70〜74歳で、役員を除いて、雇われている立場で働いている人は129万人。
年齢によっての停年制が大半のこの国では、停年前から、準備期間のように待遇が変化する。給与の面でも然り。
上記の129万人がどのような待遇で働いているのかの詳しい調査はない。
しかし、その給与だけで十分な生活を送れるほど恵まれた境遇にあるとはとても考えられない社会状況だ。
とすれば、この提言で利を得るのはどんな層なのか。
数日前にこの欄で書いたように、年金を必要としない階層にたいする提言と読み替えていいのかもしれない。
こうして、益々格差が広がり、大半に人には先細りする老後が待ち構えているのだ。
話が360度変わって、（おっと、360度だと１回転してもとに戻るので、180度です）
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