窓の風

正体不明

朝、事務所に入ってまず窓を開ける
窓から入ってくる風の冷気が気にならない陽気になったようだ。今、春休み中でこの時間は向かいの小学校から喚声が聞こえてこない。

明治時代に、ジョルジュ・フェルディナン・ビゴーというフランス人が日本にやってきて、風刺画を描いた。「漁夫の利」などという風刺画は日清戦争の時代を記述するときの教科書に載っていたのを記憶している人もいるだろう。

風刺画
異論にはマスクを

100年、150年前の日本と比べて、どこが変わってどこが変わらなかったのかを改めて考えてしまう。
この風刺画は自由民権運動の頃のこと。
今の時代と服装が違うだけで、本質的には何位も変わっていないのではないか。

ビゴーの主張したこと。固有名詞を少しアレンジしてみたらいいのではないか。
1 条約改正は時期早朝である
2 明治政府は国民の反対を押さえて条約改正を強行しょうとしている
3 日本の近代化にはまだ時間がかか

新しい年号が決まった。
色々な意見があっていい。
ある人がポツリと言っていた。
 だって、随分上から目線なんだな」
その感想が一番残っている。