電車に乗ると、空席が特に目立つということはない.
高速道路では車が先を急いで追い越し、追い越されたりしている。時間帯によっては多少に違いはあるかもしれないが、そんなに差はないように思う。
電車から、いったん降りて改札を抜けると、多くの駅は電車内の人混みが嘘のように閑散としている。割と大きな駅でも、圧倒的に人出が少ない。
朝夕のラッシュ時を外れていることがあったとしても、店舗や通りに燻るような無駄なエネルギーが感じられない。
こんな静かな沈潜が田舎だけではなく、どんどん領域を広げているように思える。
こうやってこの国は縮まってゆくのだろうか、とふと寂しく思う。
ハノイでの米朝首脳会議が決裂した。
トップ・ダウン決着を目指したのだろうが、沢山のトップたちの思惑も脆くも崩れた。
八方美人役の文大統領にとっても大きな痛手だろう。
笑いものは、ノーベル平和賞を引換えに拉致問題を託した、この国の宰相も無残に散った。
”今度は、私の出番だ”
恥ずかし気もなく、言えたものだ。
韓国との関係さへどうやって修復してゆくのか。
国際問題では”文書を書き換え”て、関係改善という訳にもゆくまい。
一つでもいいので、”真摯”に対応してもらいたいもの。
在籍最長総理が元号を変えただけではあまりに惨めではないのか。
