南青山の児童相談所建設問題
時々、報道される。
建設反対側のヒステリックともいえる集会での発言が取り上げられることが多い、勿論、賛成派だったいるのだろうが、反対派の気勢に押されているように思える。
そんな中で、
「高い塀や壁で囲んでくれないと心配でたまらん」という発言があった。
これでは非常事態宣言までして。メキシコ国境に高い壁を作ろうとするトランプ大統領と同じ発想ではないか。
大阪では、2016年のタワーマンションに児童相談所や一時保護所の併設を予定していたが、マンションのアンケートでの反対で計画場所を移したことがあった。
保育所の建設にさえ、反対する地区もある位で傍からみると怪しい論拠なのだが、実例は案外多い。
また、最近の傾向だと限定する訳にはいかない。
4月からの入管法の改正施行によって、実質”移民”を受け入れることになった。
そのことの実態を私たちは想定できているのだろうか。
海岸線に壁を作ることを考える羽目になりはしまいか。
”移民”を受け入れるとともに、
この国は価値観の変換に大きく舵を切る決断を迫られている、
ということがもっと語られていいと思う。