収穫の時

子猫

昨日、農家から新米を譲ってもらった
久しぶりに30kgの新米は重かった。これを2つで60kg、1俵の分量だ。
今時、1俵など馴染みがないだろう。スーパー等で並ぶのは10kgや5kgの中身が透けて見える袋詰めのものだ。
銘柄もかつての”ササニシキ””コシヒカリ”全盛時代よりずっとバリエーションが多い。
譲ってもらった米の銘柄は知らないが、玄米だから精米してから食膳にということになる。

空秋は収穫を祝う祭事が多いが、先日の「大嘗祭」も、毎年行われる「新嘗祭」を即位後初めて行う大規模な儀式である。
メディアでも詳しく報道されたようだが、その内容についてはあまりみていないのだが、費用からスケジュールまで似たようなくり返しであったという。
供される供物の細かい説明は一度テレビで見たが、正直
「これを知って、どうするの?」と不謹慎(?)な感想を持った。

随分、昔にことだったと思うが、
何かの文献で 「大嘗祭」 の意義について読んだような記憶がある。
”秘儀”、秘伝の内容が憶測されていたように思う。
それは、今報道されているきわめてセレモニー化されて儀式ではなかったと思う。
もっと、いうなれば原始宗教めいた神事であったような記述がったような気がする。

そんなことを思いながら、大相撲中継で
力士の柏手(かしわで)を打つ所作を見ていると、??????と思うことが少なくない。