カレンダー

テントウムシ

本屋の店頭に手帳が並ぶようになった
それぞれ拘りがあって同じ手帳を毎年使う人が多いようだ
私はあまり持たない方だったが、ここ2年ばかりは雑誌の付録で間に合わせることいしていた
並んだ手帳をみて、今年はスマホのアプリで行ってみようと思った(理由は自分でもよくわからない)
使う用地によってサイズから、余白まで違ってくるだろうから、人それぞれだ

で、その売り場に数人いたのだが
そこに大きな声が飛び込んでくる
近くのCD売場からだった
CDより、その再生装置を熱心に見ているお客が大きな声で店員に質問している
今、リバイバル中のレコードの話を引きながらの質問の様だ
時々、昔聞いたような単語が混じっている

橋テレビが目新しくなくなった時期、
冷蔵庫や洗濯機の白物の後には、サイドボードステレオなど大型の家具めいたものが出始める。
そこで、EPからLPレコードが普及する
雑誌にフォノシートなどのペラペラのレコードが雑誌の付録についたりしたもの
ビートルズの「アビーロード」の復刻版が出るような話も聞くが、ちょうど団塊世代にとっては自分の部屋がもてて、そこでレコードを聴くことが先鋭だった時代
質問していた人は将にその世代の人
そんなことを思いながら、急に”何か触れたくないもの”を感じて、その場から離れた

そろそろ、年の瀬
カレンダーの申込みのハガキが届いた