食堂で、ごはんを、ひとりでたべる。ことし、はじめて、キウリをたべる。
キウリの青さから、夏が来る。
五月のキウリの青味には、胸がカラッポになるような、うずくような、くすぐったいような悲しさが在る。
ひとりで食堂でごはんをたべていると、やたらむしょうに旅行に出たい。
汽車に乗りたい。
太宰 治「女生徒」
沖縄では、毛う入梅らしい。
今年もこんな季節になった。
でも相変わらず、先がみえないような時間が流れている。
不思議なもので、人が沢山集まっているのに、電車の中では何時もの時間が流れているような。
相変わらず、感染者数を競うような報道
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ゆっくりと朝寝をする日を迎えたいもの
窓は開け放してある
そうだよな、通勤電車でなく
汽車なんだよ