バスに乗ったら10分ほどの所に行った
今までは誰かの車で行ったりしていて、言わばここで、自分の判断で時間を使うこともなかった。
ちょっとした異郷だ。
まず、バスでその辺りの中心駅で降りて、隣りの駅まで歩いた
「20分くらい」という土地の人の言葉を聞いて目算で歩く
大きな通りに沿って、歩いても、歩いても同じ風景が迫ってくるばかり
「間違って、ない?」
という言葉を呑み込んで
少し汗ばみながら、さすがに長いと感じる
頭のなかで地図をナビする
少し向こうに鉄道の高架が、そして隣駅が感じられる
名跡が多い町で
角々に矢印と距離付きの”道しるべ”が懇切丁寧に用意されている
でもね、その不正確にあんぐり
矢印通りにいっても辿り着けなかったところが半分以上
最後に、小さな神社でフィニッシュ
賽銭箱が少し特長的で、狭い境内の神社だ
道案内してくれた若夫婦が
「小さくて、見逃してしまいそうだから、近くまで案内します」
という通り、案内がなかったら、またウロウロしてしまうのが確実な位置、大きさの神社であった。
自粛して、バス10分の”よそ行き”であった。