新型コロナウィルスで国内初の死者
そんな見出しが躍る。
緊急会見した大臣は「まだ、流行ではない」と言う。
ここしばらくは、ニュースはこの話で一色だが、高級船の対応も満足にできず、不安は拡がり続けている。
全力を傾けてきた”水際対策”も思うに任せず、後追い対応だけが際立つばかり。
この国はこれだけ脆弱な基盤の上に立っていたのかと暗然たる思いだ。
3月11日
2011年の東日本大震災を想い起す。
未曽有の災害にオロオロした為政者の姿や、当事者たる者の無節操な言動の縦横ぶりを。
そして、”緊急事態法”の必要性を訴える政治家は
それによって、なんの対策を編み出すというのか。
「不都合な情報は出さず、都合の悪い情報は捻じ曲げる」現状をさらに拡大して、
”右向け右”を迅速化するためだけなのだろう。
隣の国とどこが違うのだろうか。