24日、辺野古埋め立ての是非を問う県民投票があった
結果は報道の通りだ。早くもその投票率などの評価を巡って評価が分かれている。
で、この結果を受けて、安倍首相の伝えられるコメントをいくつか拾ってみた。
以下、どうぞ
「長年にわたって県民の皆様と対話を重ねてきたが、これからもご理解いただけるよう、全力で対話を続けていきたい」
「結果を真摯(しんし)に受け止め、これからも基地負担軽減に全力で取り組む」
「世界で最も危険と言われる普天間飛行場が固定化され、危険なまま置き去りにされることは絶対に避けなければならない」
これでは、投票結果に関係なく出せるコメントではないのか。
常套句で身をかわすだけの姿勢しか見えないのは、常のこととはいえ、いかにも残念なことである。
軍備など自衛力の装備は、変化の激しい国際情勢に対応するためと言いながら、こと沖縄に対しては遥か以前に決定したことを墨守。
そして、気になるのは、自民党、公明党の中から少数意見が全く聞こえてこないことだ。
公明党などは、むしろ投票率を下げるためとしか思われない行動をとっていたという。
辺野古の問題は、福島の原発問題と構造を同じくするとは、良く指摘されること。
帰還問題など、それこそ住民投票しても良いような問題が隠されている。
少なくても、忘れないことは最低線の民度だろうと思う。