当地で見かけることはない
北国では、軒下に今の時期は太い氷柱が勢揃いする。少し黄ばんだりしていると汚らしくて厭なものだが、細くてきれいなものだと、へし折って”水分補給”したものだ。
ところが、垂直に垂れているうちはまだ平穏なのだが、屋根の雪がせり出して氷柱が少し壁側に方向を変えることがある。窓ガラスを割ったりすることもある。
そうでなくても、下に突き刺さるように落ちると凶器になる。
冬に雪搔きで死亡される人が何人か報告されるが、雪山だけでなく、家の周りでも結構危険が待っている。
私も雪搔きを手伝って、危うく屋根から滑り落ちそうになったことがある。あの、フーーともっていかれるような墜落感は気を失うような感覚に通じているような気がした。
外に出たら、暖かい陽光が路面に明るく反射していた。
もう、クリスマス。