熱中症の話が少し下火になってきた候。
「はくらんおこさねように、きをつけてけれ」
というようなことが親の世代から言われたことがある。
”はくらん”とは日射病のことで、日中に起こる霍乱(かくらん)とも。霍乱の訛りだが、霍乱より”はくらん”が普通に使われたとも。
水分補給や塩分補給がまだ、知られていないころで、外に出るときには、大きなつばの麦わら帽子を押し付けられたものだ。
その頃の暑さは、熱中症のような体内に蓄積するような暑さではなく、外側を焼くような暑さだったように思う。それにしても、”はくらん”という言葉は過激だ。
ランニング・シャツに麦わら帽子のこどもなどは、今は中々巡り会えないが、その当時はごく普通の光景だったと思う。”昭和”なのだ。
さあ、いよいよ大詰め。
今月でケリをつけるくらいのつもりだが、最後のハードルは見えない絶壁だ。
フラリと助け人が現れないものだろうか。
選挙みたいだけど、今一度サイトを覗いてみてください。
https://readyfor.jp/projects/kotogatari